のHPに載っている業務用で計算されています。しかし、
家庭用は濃度が違います!※1
メーカーに問い合わせた希釈の方法で、家庭用キッチンハ
イターを使って正しい新型コロナ除菌のための次亜塩素酸
ナトリウムの作り方をご紹介します。
今、現時点で多くのメディアや市区町村で紹介されている
次亜塩素酸ナトリウムの作り方。
そこではキッチンハイターの塩素濃度が6%であるという
前提で希釈の方法を説明されています。
そのため多くの方が家庭用のキッチンハイターを使って
業務用の濃度6%で希釈し説明されています。
しかしながら、花王の製品であるキッチンハイターは
業務用と家庭用で濃度が違います!※1
業務用の濃度はボトルに記載された6%であるのに対し
家庭用は公表されていません(ボトルに記載なし)。
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例【物用0.05%消毒液を作るのに】(厚労省推奨)
・業務用ハイターの場合(濃度6%)
500mlのペットボトルにペットボトルのキャップ1杯
(約5ml )
・家庭用ハイターの場合
500mlのペットボトルにペットボトルのキャップ2杯強
(12.5ml )←メーカー推奨!
要するに、家庭用ハイターの濃度はかなり低い見積りに!
新型コロナ対策として必要な濃度に達しない状態での消毒
は十分な効果が期待できません。
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そこで、今回家庭用の濃度についてと厚労省が新型コロナ
の対策として推奨する次亜塩素酸ナトリウム0.05%若しく
は0.1%の物用消毒液を家庭用のハイターから作ることがで
きるのかメーカーに問い合わせをおこない丁寧にご指導い
ただきました。
まず、家庭用のキッチンハイター濃度の記載がない理由は
次亜塩素酸ナトリウムは長期の保存や保管場所等に左右さ
れて濃度が低下するため、管理の徹底されている業務用と
は違い濃度の保証ができないためだそうです。
(濃度にかなり影響するため保管場所は高温を避け直接日
光の当たらない冷暗所へ)
そのために様々な保管条件を考慮した上で必要な濃度を保
てるように花王独自の希釈の目安でなら次亜塩素酸ナトリ
ウム0.05%もしくは0.1%(厚労省の推奨)消毒液を
家庭用からも作れるとのことでした。
メーカーの希釈の目安(花王HP)↓
https://www.kao.com/jp/soudan/topics/topics_107.html
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※1 家庭用ハイターも製造時は業務用と同じ濃度6%?
(問い合わせをおこない確認しましたが、製造時であって
も公表していないとの回答でした。)
仮に、家庭用ハイターの濃度を製造時6%と推定した場合
であっても、医薬品扱いではないため製造年月日の記載が
なく業務用とは管理の信頼性において異なります。
そこで家庭用ハイターの基準となるのが、次亜塩素酸ナト
リウムの濃度を約3年間は2〜3%を下回らないよう維持
するために強アルカリとしてメーカーの基準で製造されて
いるという点です(実際にメーカーも約2〜3%で濃度を
計算しています。)
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【4月更新!】皆様、長い間ご視聴くださり大変貴重なご
意見ともに感謝申し上げます。
今までハイターの濃度を全て6%として希釈計算されていた
ものが、最近厚労省の通達でメーカーの基準に、また製品
によって濃度が違うと加えられました!
「ドアノブなど身近な物の消毒には、アルコールよりも熱
水や塩素系漂白剤が有効。食器や箸などは…